NEWS RELEASE ニュースリリース

2021.04.13 プレスリリース

[TVer] TVer広告において、コネクテッドTVの本格展開スタート CTV広告効果について、インテージ・青山学院大学と共同研究開始 〜連携第一弾として、インテージとCTV調査スキームを共同リリース〜

 株式会社TVer(本社:東京都港区、代表取締役社長:龍宝正峰、以下TVer)は、インターネット広告の新たな取組みとして、コネクテッドTV(以下、CTV)広告の展開を本格化します。本格展開に際し、CTVにおける広告効果検証の高度化を目的として、株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下インテージ)、青山学院大学との共同研究を開始いたします。この連携のまず第一弾として、CTV調査スキームの提供を開始いたします。

TVer広告において、コネクテッドTVの本格展開スタート CTV広告効果について、インテージ・青山学院大学と共同研究開始 〜連携第一弾として、インテージとCTV調査スキームを共同リリース

 この1年、TVerは巣ごもり需要を捉え、ユーザー数は2倍に伸長しました。特に、TVでTVerを視聴するユーザーが急増し、デバイスシェアにおいてTV視聴者の割合は20%を超え、すでにPCのユーザー数を超えております。

【デバイス別UB数比率】

デバイス別UB数比率

 TVerの運用型広告である「TVer広告」において、CTVにおける広告買付はすでにスタートしており、以下の広告完視聴率のデータのように、配信実績では他のデバイスと同等の配信効率を確認しております。

【広告の完視聴率】

広告の完視聴率

 ただ、CTVにおいては、配信実績は数字で確認できても、どのくらい認知が上がったか、といった定性調査は今までできない状況が続いていました。このような状況を克服し、CTVにおける広告効果検証を高度化していくために、CTVの広告検証スキームを強化しているインテージと協業を開始することといたしました。また、メディア研究における深い造詣と研究実績がある青山学院大学社会情報学部と産学連携をし、CTVがもたらす影響や効果などを共同研究していく予定です。今後、CTVの広告検証手法の開発をはじめ、継続的に取り組みの発表をしていきたいと考えております。

 当社は、今後もTVer広告をはじめとした広告プロダクトの開発に邁進し、安全性が高く価値の高いソリューションを提供できるよう尽力してまいります。


【株式会社インテージ】
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩)は、「Create Consumer-centric Values ~お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、さまざまな業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、共に生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。
https://www.intage.co.jp/


【青山学院大学 社会情報学部 飯島泰裕 研究室について】
本格的な情報社会時代へ向けて、日本や世界の先進事例を調査しながら、行政政策やICTビジネスを、企業や行政と協力して実践的に研究している。つまり、情報収集、情報解析、プレゼンテーションを行い、戦略的な政策形成やビジネスプランを開発、試作している。最近の研究としては、デジタルサイネージ、360度映像、SNS、Project based learning(PBL)等の研究している。また、家庭の情報化の一貫として、音声インターフェースによるパーソナルアシスタント(Amazon Echo「Alexa」、Google Home「Googleアシスタント」、Apple HomePod「Siri」など)の研究も始めている。
https://www.si.aoyama.ac.jp/teacher.html

飯島泰裕
1961年生まれ。1986年青山学院大学大学院理工学研究科経営工学専攻博士前期課程修了後、株式会社富士通研究所へ入社。マルチメディア研究部などの勤務を経て、金沢大学経済学部。2008年より青山学院大学教授となる。情報科学、情報社会論が専門で、現在はITを利用した地域づくりを中心に研究活動を行なっている。主な学会活動は情報処理学会、日本ソフトウェア科学会など。国・自治体などの委員としては総務省電子政府推進員、総務省北陸総合通信局 G空間×ICT街づくり推進部会座長、相模原市都市計画審議委員、相模原市中央区区民会議会長などを務め、国や自治体の委員活動も精力的に行なっている。 主な著書に、『マルチメディア用語辞典・座右』NTT北陸テルマック、情報処理学会編『エンサイクロペディア情報処理改訂4版』オーム社、碇山編『北陸地域経済学』日本経済評論社、鈴木良次編『石川予防型社会創造産業クラスターと予防型医療社会システムの展開』石川県産業創出支援機構、「挑戦-街なか再生&活性化-魅力ある商店街づくり」『石川自治と教育』第57巻 石川県自治と教育研究会、などがある。 主な受賞歴として、郵政省北陸電気通信監理局長表彰【情報通信月間功労】、北陸テレコム懇談会会長表彰、石川県 産学連携推進いしかわ賞、総務省北陸総合通信局長表彰【情報通信月間功労】などを受賞している。

■民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」( https://tver.jp/ )について
2015年10月にスタートした「TVer」は民放公式のキャッチアップ(見逃し配信)サービスとして、現在、在京民放5社(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)、在阪民放5社(毎日放送、朝日放送テレビ、テレビ大阪、関西テレビ、読売テレビ)ほか各局含め、約350番組を無料配信しています。

■TVer広告
2020年10月にリリースしたTVer社が展開する運用型広告。地上波で放送されたコンテンツがメインであるためコンテンツのクオリティや安心安全度が高い点、高精度なターゲティングをPC・SPだけでなくCTVにおいても展開できる点、などが強み。

■コネクテッドTV(Connected TV/ CTV)
インターネット結線されたテレビ端末のこと。Amazon FireTV StickやChromecastといったメディアストリーミング端末、TVに組み込まれたOS、ブルーレイ再生機器、ゲーム機、セットトップボックス などを介し、インターネットに接続し、TVerをはじめとした動画配信サービスなどのコンテンツを視聴することができる。


【お問い合わせ先】
■TVer広告出稿に関するお問い合わせは
株式会社TVer 広告営業部/E-mail:tver-ad-contact@tver.co.jp

■リリースに関するお問い合わせは
株式会社TVer (広報担当)/E-mail:contact@tver.jp